遠近両用プログレッシブ・バイフォーカルの使い分け

普段はIT関連のお仕事や趣味でパソコンを使用しており、目を酷使しています。
50歳に近づくにつれ、近くが見えづらくなったので、遠近両用のコンタクトレンズにしています。
プログレッシブとバイフォーカルの使い分けを整理してみました。

  • 遠近両用のコンタクトレンズは、大きく分けて次の2種類があります。
    プログレッシブ(累進多焦点)バイフォーカル(二重焦点)
    構造度数が中心から外側になめらかに変化遠く用/近く用の2つの領域
    メリット見え方は自然遠近への焦点を合わせやすい
    デメリット遠近どちらも控えめな見え方中間距離は見えづらい場合あり
    製品ソフトコンタクトで主流ハードコンタクトで主流
  • 元々はジョンソンエンドジョンソンのアキュビューの2week/1dayを使用していました。
    50歳近くになって手元が見えづらいので遠近両用のコンタクトに変更しました。この際、アキュビューよりメニコンのレンズが装着感や見え方が良かったのですが、当時は高額だったのでコストと見え方のバランスをとってアルコンのエアオプティクスにしました。
    近年ではメニコンのレンズもお手頃な価格になったので、現在ではメニコンの遠近両用のコンタクトレンズに統一しました。
  • 用途やコストを考慮して次のように使い分けています。
    メニコンでは1dayのバイフォーカルがないので、結局のところマルチフォーカルを使っています。2weekも1dayも同じマルチフォーカルにした方が、焦点が合わせやすいか?

    用途要件使用レンズ
    普段はPC(ディスプレイ)を使った仕事中間距離が主
    普段使うのでコスト低が必須
    2week
    プログレッシブ
    旅行・観光、車の運転
    スマホでナビや情報収集
    遠くと近くが主
    頻度は少ないので多少のコスト増は許容
    1day
    バイフォーカル
    • 日頃は、PC作業が主の仕事で可能な限りコストを抑えるために2weekのプログレッシブを使用。スマホ画面(20cm前後:近接距離)、デスク上のPCディスプレイ(距離60cm前後:)、またはより遠方の景色、を見る生活をしている。
    • バイフォーカルだと、手元の本やスマホはとても見やすいです。ですが、スマホとディスプレイで視点を行き来をしていると、非常に疲れます。ディスプレイの距離は、手元と遠方のいずれでもない中途半端な距離なのかもしれない。プログレッシブは、スマホ画面が見づらい場合があるが、このような疲れはあまりない。
    • 旅行などの数日間の外出は、ケア用品などの持ち物を減らす、旅先での手間を減らすために、1dayのバイフォーカルを使用しています。使用感を近づけるために、同一メーカーのものを使用。旅行だとナビや観光地の検索などでスマホ画面を見る、車の運転で遠方を見ることが多いのと、旅先でPC等の中間距離を見ることは少ないので、バイフォーカルが良い。