※2020年10月時点の情報に基づいて記載しています。
目次
基本情報
群馬県の赤城公園にある無料のキャンプ場です。
名称 | 県立赤城公園キャンプ場 (「赤城山オートキャンプ場」とは別のキャンプ場です。) |
公式サイト | 群馬県 – 県立赤城公園キャンプ場 |
住所 | 〒371-0101 群馬県前橋市富士見町赤城山 (カルデラ湖である大沼の北に位置する。) |
規模 | テントサイト10区画、車中泊4区画 |
施設 | 洗い場(水道・かまど)、炊事場、水洗トイレのみ(冬季は利用不可) ゴミ捨て場なし(持ち帰り必須) 管理事務所や売店なし、公園管理員が不定期に巡回 |
営業期間 | 4月下旬から11月中旬 (気温や降積雪状況によって毎年変動、当年の営業期間は公式サイトを参照のこと。) |
利用料金 | 無料 |
予約方法 | ネット(群馬県域公共施設予約システム)から事前予約が必要。 令和3年は1か月前から予約可ですが、変更の可能性あり。 |
問合先 | 赤城公園ビジターセンター 受付時間: 9:00~15:45(月曜日休館) 電話番号: 027-287-8402 ※利用方法の問い合わせのみで予約受付不可 |
その他 | 春・秋は非常に寒いので防寒対策が必須。 近隣に観光者向けの飲食店や自販あり。(車で5~10分程) 食材・お酒・キャンプ道具の調達不可、麓まで下りる必要あり。(車で1時間程) |
キャンプ場の詳細
- 標高1828mの赤城山(あかぎやま)の周辺の大自然が、赤城公園として管理されています。
県立赤城公園キャンプ場は、赤城公園内の大沼(おの、おおぬま)というカルデラ湖のほとりにあります。
※「赤城山」は厳密には、標高1,828mの黒檜山(くろびさん)を主峰とする、駒ケ岳、地蔵岳、荒山、鍋割山、鈴ヶ岳、長七郎山(とカルデラ湖を含む)の総称のようです。 - キャンプ場の全体像は次の通りです。
キャンプサイト10区画(A~J)、車中泊用サイト4区画(1~4)に分かれており、それぞれ駐車場がセットになっています。
(公式サイトのチラシから抜粋) - キャンプサイト(10区画)
森に入ってすぐがソロキャンプ用(A~F)、坂道を登って森の奥がグループキャンプ・ファミリーキャンプ用のサイト(G~J)です。
(写真左:D区画、写真右:G区画)
- 車中泊用サイト(4区画)
道路沿いにある駐車場が、車中泊用サイト?になっています。 - 専用駐車場の隣がフリーの駐車場になっており、そちらを使用することもできます。
後述のようにキャンプ場所が制限されたせいか、休日でも余裕で駐車できました。 - 以前は、周辺の湖畔や駐車場で自由にキャンプできたので、早い者勝ちの場所取りでしたが、現在では前述の区画のみに制限されています。
荷物積み降ろし
キャンプサイトへ向かう森の入口は「荷物積み降ろし専用駐車スペース」になっています。
一時的に駐車して、荷物の積み降ろしができます。
グループ・ファミリーキャンプのサイト(G~H)は砂利道の坂道を上る必要があるので、キャリアがあってもちょっと大変です。
洗い場(水場)
水道が8か所あります。
※冬季は凍結防止のために利用できなくなります。
炊事場
トレイ
和式の他に洋式もあり、綺麗に掃除されていました。
※冬季は凍結防止のために利用できなくなります。
その他
- 近くの青木旅館(車で3分、歩いて10分)で日帰り入浴が可能です。
- 買い出しの注意点
- 管理事務所や売店はないので、食材やキャンプ用品は事前に用意しておく必要があります。
- 湖(大沼)の対岸には、観光者向けの飲食店や自動販売機があり飲食はできますが、食材、酒、キャンプ用品の調達は難しいので、赤城山の麓まで下りる必要があります。
- 赤城山の麓にコンビニがあり簡単な食材やお酒を購入できます。
(キャンプ場から車で1時間程)
- 大沼近辺の売店で薪を探したのですが入手できず。
同じく赤城山の麓にある赤城オートキャンプ場で購入しました。こちらで何か購入する場合、事前に電話で確認することをお勧めします。
(キャンプ場から車で1時間程、県道16号だと山道で大変なので県道4号をお勧めします。このキャンプ場はハロウィンイベントをやってて、ご家族方がとても楽しそうに過ごしていました…)群馬のオートキャンプ場&バーベキュー場。ファミリーを中心にこどもや女性でも安心してご利用いただけます。初めてでも気軽に手…
- キャンプ場の夜の状況
- 23時頃、トイレに行くために道路に出たら、近くで蹄の音がしました。逃げていったので確認できなかったのですが、どうやら鹿が出るようです。
- 平日の夜は問題なかったのですが、土曜の深夜はたぶん走り屋のキーッ!パァン!(スキール音、爆発音)が鳴り響いていました。
- 私が利用した10月下旬では、薄い寝袋では寒くて眠れませんでした…
- キャンプ場以外の場所でのテント設営は禁止されているはずなのですが…夜な夜な湖畔にテントを設営している人が何人かいました。
キャンプ場の予約
- 利用可能な期間は4月下旬~11月中旬(冬季は閉鎖)です。
具体的な利用開始は3月程に公式サイトの「新着情報」で通知されるようです。
この際、予約方法の変更等が含まれる場合があります。 - 令和2年から専用サイトを使った事前予約制に変更されています。
- キャンプ場を予約する場合、ゲスト登録が必要になります。
- 予約状況を確認する場合は登録不要です。「公共施設予約メニュー」の「1.空き照会・予約の申込」を選択し、2ページ目の「赤城公園キャンプ場」を選択して確認できます。
- 冬季で営業していない場合は選択できないようです。
- 令和3年(2021年)の場合は利用日の1ケ月前の24時から予約可能です。
令和2年(2020年)の場合、2週間前から予約可能でした。
状況によって変わる可能性があるので、公式サイトの「新着情報」をご確認ください。 - 予約の混雑状況
- 私の場合、「10月下旬の平日金曜日」の予約を試みたのですが、紅葉狙いのせいなのか、ソロキャンプ用のサイトは0時を過ぎて数秒で予約されていました。
- グループ・ファミリーキャンプサイトの一部もすぐにで予約されていましたが、入り口から一番遠いH区画等の一部サイトは1時間くらいは予約できるようでした。
アクセス方法
車でアクセス
- ナビでマップコードが使える場合は、261 486 517*25を入力してください。
- 東京(練馬)から向かう場合、関越道経由で約2時間(140km)になります。
これは最速でキャンプ場に向かうための赤城ICを経由するルートですが、東京よりの前橋ICで降りて市街地を抜けるコースの方が途中で色々なお店に立ち寄れるので便利かもしれません。経路 時間(距離) 備考 練馬IC~赤城IC(関越自動車道) 80分(115km) 普通車・休日2,690円 赤城IC~県道70号・からっ風街道~県道4号(一般道) 15分(10km) 県道4号~県道157号~キャンプ場(一般道) 25分(15km) - 冬場でのアクセス時は、路面凍結や積雪等で道路が規制される場合があるのでご注意ください。
- 赤城山へのアクセスに県道16号の使用はお勧めしません。
- 赤城山に向かうルートとして、県道4号と県道16号があります。
- 県道4号は赤城山の西側に位置し、比較的新しい2車線道路で走りやすいです。
- 県道16号は赤城山の東側に位置し、峠道(道幅が狭い、カーブが多く見通しが悪い)で走るのが大変で意外と時間がかかります。
- 県道16号は積雪や路面凍結で安全が確保できないため、毎年冬季は閉鎖されます。
- 薪を買いにキャンプ場から県道16号で赤城オートキャンプ場に向かったのですが、結構疲れました。これだったら、県道4号で遠回りした方が良かったと反省…
- 強いて言うなら県道16号途中に展望台があり、そこからの景色(雲海)がきれいでした。
立派なカメラで陣取っている人もいたので穴場なのだと思います。
電車・バスでアクセス
- 赤城山方面へのバスは前橋駅から出ているので、とりあえず前橋駅まで来る必要があります。
- 東京(池袋)から向かう場合、電車とバスで最低4時間以上(待ち時間は別)になります。
キャンプ道具を持って赤城山ビジターセンターからキャンプ場へ歩くのは大変かもしれません…経路 時間 備考 池袋~大宮~前橋(JR湘南新宿ライン・高崎線) 2時間10分 2,000円 前橋~富士見温泉~赤城山ビジターセンター(バス) 1時間20分 1,500円
平日は富士見温泉で乗換必要赤城山ビジターセンター~キャンプ場(徒歩) 30分 - 前橋駅からのバスに関する情報はこちらをご覧ください。
周辺観光
- 赤城山にはいくつも観光場所があります。
- 大沼ではカヌーやカヤックができるようです。
これは2020年10月に撮影したもので、詳細はこちら(写真のQRコードのURL先)をご覧ください。 - 登山・トレッキング
赤城山の主峰となる黒檜山の他、山やコースはたくさんあります。
おのこ駐車場は広くトイレ・売店等があり登山・トレッキングに便利な駐車場ですが、休日だと早朝から満車になっていまいます。赤城神社のそばに2つ駐車場があるので、そちらに駐車することもできます。
登山やトレッキングルートはこちらが参考になると思います。