東京都内で1日レンタサイクル(docomoバイクシェアサービス)

はじめに

  • 都内や一部都市でドコモのバイクシェアサービスが提供されています。ここでは、バイクシェアサービスで提供される1日パスについて説明します。
  • 1日パスは、コンビニ(セブンイレブン・ファミリーマート)、またはネットで購入できます。
    購入方法利用条件支払方法
    コンビニスマホ、SMS(セブンイレブン)現金、電子マネー「nanaco」
    (ファミリーマート)現金のみ
    ネットスマホ、SMS、メールアドレスクレジットカードのみ
  • 都内に設置されたポート(専用の自転車置場)で自転車を借りることができます。
    このパスでは、何度でも自転車の交換が可能です。
  • 自転車の利用を開始した日の23:59まで利用できます。
    チケットを購入しても利用開始しなければ有効期限内は有効です。(詳細はFAQをご覧ください。)
  • スマホ用のアプリは1日パスに未対応ですが、便利なのでインストールをお薦めします。
    • iPhoneやAndroid向けアプリの「バイクシェアアプリ」がありますが、こちらのアプリは月額会員や一時利用向けのアプリになっています。
    • 1日パスの場合、専用のWebサイトから自転車を利用する形になり、アプリからの自転車の使用はできません。
    • 自転車の利用/乗り換え/返却時に、最寄りポートの場所・状況を地図上で確認できて便利なのでインストールしておくことをお薦めします。(会員登録だけで無料で利用できます。)
  • 類似のダイチャリ(Hello Cycling)との比較です。
    • バイクシェアサービスは東京の中心部に多くの自転車置き場(ポート)を用意していますが、少々離れたエリアなるとポートがありません。このような場所では同様のサービスであるダイチャリを利用できます。ダイチャリはdocomoバイクシェアサービスより多くの場所をカバーしており、東京以外に多くの場所で利用することができます。
    • 2022年6月現在、ダイチャリにも12時間/24時間のプラン(料金)がありますが、他の自転車に乗り換えできないことが違います。(乗り換えるとプランが終了してしまう。)

コンビニで購入時の利用方法

  1. 次のいずれかのコンビニのマルチコピー機でチケットを発券後、レジで支払います。
    • セブンイレブン:「セブンチケット」-「レジャー」-「自転車シェアリング」
    • ファミリーマート:「チケット」-「チケットを探して買う」-「探して買う!!」-「トウキョウバイクシェア」で検索
  2. チケットのQRコードから1日パス用のログイン画面を開いてログインします。
    • チケットに記載されたIDとパスワードを使用します。
    • 通常のバイクシェアサービスのログイン画面と異なります。こちらのログイン画面にIDとパスワードを入力してもログインできません。

  3. 続いて、ユーザ登録を行います。
    • 姓・名・電話番号のみで入力は簡単です。
    • ここでSMSを使った電話番号の認証を行う必要があります。
  4. 現地の自転車置き場(ポート)に移動し、使用したい自転車を予約します。
    • 自転車置場(ポート)はこちらで確認できますが、ポートにある自転車の台数やバッテリー状態はスマホのアプリでしか確認できません。
    • 自転車に記載がある番号を同サイトに入力して予約します。
    • 予約が成功すると、開錠のための4桁のパスワードが発行されます。
    • 予約が有効なのは20分間です。(バイクシェアサービスは2時間ですが1日パスの場合は20分)
  5. 自転車を開錠して利用します。
    • 自転車のサドル下に操作パネル、後輪に鍵(リングロック)が付いています。
    • 鍵の開錠:自転車操作パネルで「START」-(4桁パスワード入力)
  6. 自転車を一時的に駐輪する場合
    • 駐輪時:後輪の鍵(リングロック)を施錠
    • 開錠時:自転車操作パネルで「START」-(4桁パスワード入力)
  7. 自転車を返却する場合
    • 鍵(リングロック)を施錠、操作パネルで「START」-(4桁パスワード入力)-「ENTER」または「返却」
    • サイトで

注意点など

  • 各ポートの自転車の台数は、平日・休日、朝・夕等で変動するので、アプリをインストールして確認することをお薦めします。
    • 平日の朝は通勤のためか都内の中心部に向かって自転車が移動するようで、中心部のポートに自転車が多く、周辺部のポートで自転車が少なくなります。夕方は、この逆になります。
    • 平日の8時、17時前後では頻繁に自転車が使用されるので、この辺の時間では条件・状態の良い自転車を借りるのは難しくなります。
    • 東京駅近辺のポートでの利用可能な自転車数の変化です。
      (2022年7月のある金曜日の10:00、18:00、24:00時点での利用可能な自転車数です。)
  • 多くのポートは大きな建物の裏手、公園の端等にあり、すぐに見つけることができます。一部のポートは、建物の中、通路の裏側等、意外な場所に設置されているものもあり、探すのに苦労する場合があります。
  • バイクシェアサービスでは登録すればSuicaなどのICカードで開錠できますが、1日プランの場合は対応していないようです。
    有人の窓口の場合はICカードを使用できるようです。)
  • 自転車のバッテリー状況と走行可能距離は一致しません。
    • 古い自転車のフル充電で30km、新しい自転車のフル充電で60kmだったりする場合もあります。多少バッテリーが少なくても、新しい自転車であれば長距離を走行可能です。
    • バッテリー残量だけでなく走行可能距離も考慮して、借りるかどうかを判断することをお薦めします。
  • 自転車を借りる・返却する際に、正しいパスワードを入力してもエラーになる場合があります。
    • 大量の自転車が駐輪されているような広いポートや、単純にポートから離れた場所にある自転車で起きる現象です。
    • 借りる・返却時のみで、一時的な駐輪では発生しません。
      ポートの中心地に管理機器(白いボックス)があり、借りる・返却する際に自転車とこの機器が通信できる必要があるようです。
    • この事象が発生する場合、自転車を管理機器のそばまで移動して、もう一度試してみてください。