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9. その他

初心者の自作PC組み立て(Mini-ITX, Ryzen5)

投稿日:

概要

  • 家で使用しているPCが古くなったので新しいPCを組み立てることにしました。
    ここでは、パーツの選定から組み立てまでを紹介します。
  • 初心者のため不正確・不適切な情報がある場合はご容赦ください。
  • 基本的な方針は次の通りです。
    • PCの主な使用用途は、家族の写真やビデオの管理、システムエンジニアとしてVisual StudioやEclipseを使用した技術検証です。ゲームはやらないので、高性能なグラフィックボードは不要の前提です。
    • 在宅勤務に伴い物が増え部屋が手狭になってきたので、省スペース化を目指して小型PC(Mini-ITX)にします。
    • 今まではIntel系のCPUを使ってきましたが、最近はAMD系CPUが人気のようなので、今回はAMD(Ryzen)を使用します。
    • パーツ選定では、可能な限り価格コムのランキングで人気のものを選定します。(低価格、信頼性、トラブル時の情報が多い等のため。)
    • 目標としては、5~6万程の想定です。
    • Mini-ITXのケースではCD/DVDドライブを搭載できるモデルが少ないので、外付けのCD/DVDドライブを使用する前提とします。また、Windows10のインストールはUSBメモリからできるので後から購入します。
    • Windows10(OS)とOffice 2019は別途購入予定なので、ここでの対象外となります。

使用パーツ

  • あらかじめパーツを選定しておき、楽天のお買い物マラソンでPCパーツ以外の生活必需品等と併せて纏め買いしました。毎月5/0の付く日の5%、買い回りショップ10店の10%、等の条件で約20%程(7,000円程)のポイント還元になります。そのポイントを使って、別途BDドライブを買いました。
  • Windows 10はUSBメモリ(8GB以上)からもインストールできるので、BD/DVDドライブは必須ではありません。
分類 名称 型番 購入価格 備考
CPU Ryzen 5 3400G BOX
(AMD)
YD3400C5FHBOX 20,889 国内正規代理店品
マザーボード Fatal1ty B450 Gaming-ITX/ac
(ASROCK)
B450 GAMING-ITX
/AC/M/ASRK
11,462
グラフィックボード CPU内臓のVegaを使用
メモリ DDR4 PC4-21300 8GBx2
(ADATA)
AD4U266638G19-D 5,980
SSD SSD M.2 500GB
(Crucial)
CT500P1SSD8JP 6,588
HDD 3.5インチ/2TB/5400rpm
(Western Digital)
WD20EZAZ 6,468 エコパッケージ版(EC)
PCケース METIS PLUS Mini-ITX
(RAIJINTEK)
0R200055 6,280
ファン 120mm 300-1200rpm
(サイズ)
SU1225FD12M-RHP 918 PCケース天井用
電源 450W セミプラグイン
(玄人志向)
KRPW-BK450W/85+ 5,598
光学ドライブ 外付けBDドライブ
(I-O DATA)
EX-BD03K 0 ポイントで購入
合計 64,183

CPUとマザーボード

  • Ryzen3は事務やOffice作業向けには良いが、想定している用途(技術検証)ではちょっと足りないと考えましtあ。Ryzen7は予算オーバーなので、Ryzen5シリーズにします。
  • また、想定している用途では高性能なグラフィックは必要ないため、Ryzen5シリーズでグラフィックボードRadeon RX Vega 11を搭載しているRyzen5 3400Gを選定しました。
  • Ryzen5 3400Gを搭載可能でMini-ITXのマザーボードとして、Fatal1ty B450 Gaming-ITX/acを選定しました。
    ASROCKの製品ページで、このマザーボードがRyzen5 3400Gをサポートすることを確認しました。


メモリ

  • 比較的低価格でFatal1ty B450 Gaming-ITX/acでサポートされるADATA社のメモリAD4U266638G19を使用する。
  • Fatal1ty B450 Gaming-ITX/acの製品ページには記載がないが、ADATAのメモリ互換性検索ページでFatal1ty B450 Gaming-ITX/acをサポートすることを確認した。

SSDとHDD

  • 応答性/データサイズ/コスト等を踏まえ、OSや頻度の高いデータファイルはCドライブ(SSD)、音楽・写真等の大容量になるメディアデータはDドライブ(HDD)に格納しようと考えました。
  • SSDの選定
    • Windows10のシステム要件ではディスク容量は32GB以上ですが、後々の更新プログラム適用やアプリのインストール、一部のユーザデータの格納を踏まえ、余裕を見て500GB以上のものを条件にしました。
    • より高速なデータアクセスを可能にするためSATAではなくPCIeのM2に対応するものを条件としました。
    • これらの条件を満たすSSDとしてCrucialのCT500P1SSD8JPを選定しました。
      Crucialの互換性検索ページ(Crucial Advisor)でマザーボードFatal1ty B450 Gaming-ITX/acと互換性があることを確認しました。
      (“CT500P1SSD8JP”の”JP”は国内販売を意味するようで”JP”を外して検索する必要があります。)
  • HDDの選定
    • 旧PCで管理していたメディアデータが300GB程度だったので1TB以上のものを考えました。1TBとそれ程コストが変わらない2TBのものを条件としました。
    • 静穏性を期待して5400rpmのものを条件としました。
    • Seagate, Western Digital, TOSHIBAのもので悩みました…統計的には、TOSHIBAのものが故障率が低いようなのですが、結局どれを選んでも、どれもあたり/はずれの要素が強いようです。無難にWestern DigitalのWD20EZAZにした。
    • WD20EZAZは、エコパッケージ版(WD20EZAZ-EC)とリテール版(WD20EZAZ-RT)が販売されています。中身は一緒なのでより安いEC版を選定しました。


PCケース

  • Fractal Design社のケース等、デザインが良いと感じるものは大体1万円越えして予算的に厳しい。お手頃でデザインが好みのRAIJINTEKのMetis Plusにした。
    デザイン上、唯一気に入らないのがフロント下のRマーク…ネットを調べると100均の落書き落としで消している人もいるので、最悪はそれで対応しようと思います。
  • ケースの上面、背面、下面に通気口があり、背面にはケース付属の120mmが取り付けられています。下面は電源で使用します。ケース上面の通気口にはファンは付属しないので、必要であれば別途購入する必要があります。
  • ここでは上面用のファンとして、サイズ社のSU1225FD12M-RHPを使用します。
  • 3.5インチのHDDを2台使用する場合、ケース下と上に設置することになります。ケース上に設置すると前述のケース上面のファンと干渉するので、ファンを設置できなくなります。

電源ユニット

  • ドスパラさんの電源容量計算機にて、想定している構成で電力量を見積もると、合計使用電力の目安は130W程で254Wのものが推奨されます。お手頃のものがないので、450Wのものを条件にします。
  • 信頼性向上のため、コンデンサが日本製のものを条件にします。
  • PCケースがMini-ITXで空間がかなり限られることもあり、可能な限りプラグインケーブルのものを条件にします。
  • 前述の条件を満たすKRPW-BK450W/85+を選定しました。
    できれば省スペースのSFXのものが良かったのですが予算的に厳しいため断念しました。

その他

  • ケーブル群の整理のために100均で結束バンドを購入しました。ケーブル群がみな黒なので、黒で統一しています。黒いスパイラルチューブは100均で売っていなかったのコジマ電気で購入しました。
    実際には数個使った程度でオーバーな準備でした…
  • 当初、ビニールタイで結束しようと思ったのですが、皮膜が破れて針金が露出するとショート等で故障する可能性があるので、推奨されないようです。

組み立て

組み立ての完成イメージは次の通りです。

次の手順で組み立てを行いました。
ケース内が狭いので、可能な限りマザーボードにパーツを接続してからマザーボードをケースに固定します。また、電源を設置するとマザーボード(特に下側)に対する操作が難しくなるので、電源を最後に設置します。
なお、想定しているエアーフローは上面から吸引して、電源と背面から排気するよう構成します。

  1. マザーボードへのパーツ取り付け
  2. ケースカバー取り外し
  3. ケースへのマザーボード取り付け
  4. ケースへのHDD取り付け
  5. ケースの前面パネル用ケーブルの接続
  6. 上面カバーへのファン取り付け
  7. ケーブル類の整理
  8. 電源ユニットの取り付け
  9. ケースカバーの取り付け

マザーボードへのパーツ取り付け

マザーボードのマニュアルに従ってパーツを取り付けていきます。

  1. マザーボードにCPUとファン、メモリを取り付けます。
  2. SSD(PCIe M2)を取り付けます。
    マザーボードの裏側にSSDを取り付けます。マザーボードに付属の小さなネジを使用します。
    (裏側にパーツを取り付けた経験がなかったので、取付位置を知るまでに手間取りました…)
  3. マザーボードにCPU用電源(ATX12V1: 8ピン)を接続しておきます。
    マザーボードのCPU電源コネクタが背面ファン近くにあり、マザーボード固定後に接続するのが難しいため。(事前に背面ファンを外しておけば良かったか?)

ケースカバー取り外し

ケース内が非常に狭く作業しづらいので、可能な限りカバーを外し、作業スペースを確保します。
自分の場合、下面から背面に続く電源コードが邪魔だったので下面のパネルと電源コードを取り外したのですが、そこまでやる必要はなかったかもしれません。

ケースへのマザーボード取り付け

マザーボードに付属のIOパネルをケース背面に取り付け(はめ込み)ます。

IOパネルのHDMIやUSB等の差込口とマザーボードの差込口が合うようにをケースに取り付けます。
取り付け後、IOパネルにHDMIやUSBケーブルをスムーズに抜き差しできるか確認します。

ケーブルをスムーズに抜き差しできない場合、マザーボードの固定具合、IOパネルの取付状態、両者の位置を確認・調整します。
なお、IOパネルのUSBポートの辺りに位置合わせのための突起物が付いています。IOパネルのポートとマザーボード側のポート位置を合わせやすくするためのものです。この突起物を認識していないとマザーボードのUSBポートに突起物を差し込みかねないので注意してください。

私的には、マザーボードの背面に取り付けたSSDがケースに接触しないか気になっていたのですが、1mmくらいの幅が空いておりギリギリ接触していませんでした。

ケースへのHDD取り付け

3.5インチHDDを下面に取り付けます。
取り付け後のSATAコネクタや電源コネクタの接続が苦しいので、HDDにSATAや電源コネクタを接続した後にケースにHDDを取り付けた方が楽だと思います。
SATAコネクタの反対側はマザーボードに接続します。電源コネクタの反対側は電源をケースに取り付けてからでも良いと思います。

ケースの前面パネル用ケーブルの接続

ケース前面パネル(電源・LEDランプ、USBポート、オーディオが取り付けられているパネル)のコネクタをマザーボードに接続します。
電源・LEDランプとUSBのコネクタは次のように接続します。オーディオはマザーボードの別の場所に接続します。詳細はマザーボードのマニュアルを参照のこと。
USBのコネクタは、先端がUSB3.0とUSB2.0に分かれていますが、ここではUSB3.0のヘッダピンをマザーボードに接続しました。
USB2.0とUSB3.0をマザーボードに接続すると誤動作するので、片方のみ接続する必要があります。

(参考)
USB2.0とUSB3.0のコネクタをマザーボードに接続すると次の事象に見舞われます。
  • Windows10起動後、前面パネルのUSBポートにマウスやカードリーダを刺してもデバイスとして認識されませんでした。(デバイスの認識の試行と失敗を何度も繰り返す。)
  • USB3.0のBD/DVDドライブは正常に認識する。
  • 背面のUSBポートに刺すと正常に認識される。

上面カバーへのファン取り付け

上面カバーにファンは付属しないので、別途購入したファンを取り付けます。
2台目の3.5インチHDDを接続する場合、写真右側のトレイに取り付けることになりファンと干渉するため、ファンは取り付けられないことにご注意ください。

ケーブル類の整理

電源ユニットを取り付けるとケース内のスペースがなくなり、マザーボードに対する操作が難しくなります。そのため、次の「電源ユニットの取り付け」の前に、マザーボードに対する結線の確認や変更、ケーブルの整理(結束)を行っておくと良いと思います。

電源ユニットの取り付け

マザーボードの電源ケーブル(ATXPWR1: 24ピン)やSATAの電源ケーブルを接続し、電源ユニットをケースに取り付けます。

ケースカバーの取り付け

取り外したケースカバーを元に戻します。
カバーには表裏があり、表側にはネジの頭が目立たない(出っ張らない)ようにネジ穴が若干広がっています。



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