【2021年】東京エクストリームウォーク100 ビギナー部門36km体験談 (2/2)

まとめ

2021年10月に実施された東京エクストリームウォーク100(ビギナー部門36km)の体験談です。
東京エクストリームウォーク100の概要、申込から開催日当日までの流れ等をこちらで紹介しています。

NDW

2021年10月に東京エクストリームウォーク100のビギナー部門(36km)に参加してきました。 目次 1 概要1.1 …

筆者の体力

  • 筆者は2021年で48歳、週で数回ゆっくりジョギングする程度で、少々お腹が出たおっさんです。
  • この大会には初めて参加しました。
  • スタートからゴールまで約8時間かかりました。

服装

  • 開催日当日(2021年10月30日)は晴天で、朝は18度程、日中は22度程でした。スタート時はウインドウブレーカー等を一枚羽織っている人がほとんどでした。日中は暑く、ちょっと汗をかく感じで、半袖の人も多い状態でした。
  • ほとんどの人がウォーキング中でもマスク(不織布ではない?)をしていました。私の場合、呼吸がしやすいようMizunoスポーツ用マスクを使用しました。
    (ちなみに筆者は、電車移動時は不織布のマスク2重、等のように使い分けています。)
  • CWX(ワコール)のタイツを履いている人が多かったので、ちょっと気になりました。

コース

  • コースはほとんど一直線なのと、曲がり角には係の方が立っているので、スマホや地図がなくても間違えることはないと思います。
  • 第1エイドステーション以降ではコンビニ等のお手軽にドリンクや食べ物を買える場所がありません。そのため、遅くても第1エイドステーションの到着前にあるいくつかのコンビニで必要なものを調達しておく必要があります。
  • 途中の飲食店で休憩ついでに御飯を食べるプランも考えていたのですが、なるべく時間の余裕を作るために、歩きながら行動食を食べるようにしました。
  • ビギナー部門のゴールは江の島なので、足に余裕があれば江の島で遊んだり温泉に入ることも可能です。

足の保護が大事

  • 足をいかに保護するかが重要な大会だと実感しました。
    • 24kmに位置する第1エイドステーションでは、足裏に靴擦れ(水ぶくれ)ができていました。歩くたびに足裏が痛むため、バンドエイドを付けましたが、あまり改善しませんでした。
    • 自分は比較的早歩きな方で、かかとを前に振り出すような歩き方をしています。この歩き方は、振り出す際にふくらはぎを伸ばすようです。途中からふくらはぎが痛くなって、この歩き方はできなくなりました。
    • 膝を上げてかかとを前にだすような歩き方に変えましたが、江の島近辺では腿(膝上の腿)が痛くなり、歩くのが苦痛になってしまいました。
    • 休憩で一度座り込むと、立ち上がる・歩くのに酷い痛みが襲います。それでもしばらく歩くと、休憩前程の痛みに戻ります。
    • ゴール後では、もう立ち上がるのが苦痛で埼玉まで帰れるか心配になる程でした…特に下り階段の場合は強い痛みがありました。新宿駅の乗り換えが辛かった。
    • 当時の夜は、寝返りするのに足が痛かったです。翌日もまだ足が痛くて、階段の上り下りが辛かったです。
  • 長距離を歩くための歩き方の検討
    • 近所を散歩する際の正しい歩き方ではなく、長距離を歩いても足が痛くならない歩き方を検討する必要があります。
    • ストックがあった方が良かったのかもしれません。
  • 靴擦れ・まめ対策が必要
    • いつもジョギングで使っている履き慣れたシューズで参加したのですが、ゴールする頃には靴擦れで足裏・かかとに水ぶくれが5か所くらいできていました。
    • 履き慣れた靴だから大丈夫と過信し、靴擦れ・まめ対策アイテムやテーピングは持参しませんでした…足の状態が悪くなる前提の準備が必要です。
    • 靴選び・靴下選び・歩き方等の対策では限界があり、靴擦れ・まめ対策用アイテム、ワセリン、テーピング等での対策が必要に思えました。
    • 歩いている最中に違和感がある場合は可能な限り早めに対策を取る必要があると思いました。

スタート~第1エイドステーション

街中を歩く

スタート後、しばらくは密集した状態で歩くことになります。
次第に間隔が空いて、適度な間隔であるけるようになります。
間違えそうな交差点では係の人が誘導してくれるので、コースを間違えることはないと思います。

第1エイドステーション以降ではコンビニ等のお手軽にドリンクや食べ物を買える場所がありません。
そのため、第1エイドステーションでもらえるドリンクや食料で足りない場合は、到着前にあるいくつかのコンビニで必要なものを調達しておく必要があります。
(エイドステーションで何がもらえるかは「参加のご案内」に記載されています。)

コンビニでの休憩

コース途中にはコンビニが点在しているので、必要に応じて休憩やドリンクや食料の調達ができます。

コースのトイレ

公式サイトで公開しているコース(Googleマップ)にあるトイレは、公園や海岸沿いの公衆トイレであり、運営側が何か特別な準備をした場所ではありません。
Googleマップを見ていないとスルーするレベルなので、トイレを使用したい場合は注意する必要があります。

第1エイドステーション

第1エイドステーション(平塚しおかぜ広場)の直前にある高浜台交差点です。
信号待ちが長いせいなのか、急に人が密集し始めます。エイドステーションへ行く人と、エイドステーションから戻る人が行違います。

交差点を過ぎ、砂浜を歩いていくと第1エイドステーションのテントと芝生が現れます。

テントでドリンクや食べ物をもらい、芝生で休憩できます。

芝生はなかなか快適です。各グループ、思い思いの休憩をしているようです。
私の場合、すでに足が痛かったので、靴下を脱いでストレッチしました。癒されるのと動きたくなくなる…

第1エイドステーション~ゴール

茅ヶ崎・江の島方面に歩く

第1SAを出て江の島方面に向かいます。
すぐに相模川をまたぐ湘南大橋を渡ります。正面から自転車が結構な速度で走ってくるので注意が必要です。
橋を渡ると、しばらく広い歩道が続くので歩きやすかったです。

いよいよ海岸線のコースに入ります。

海岸線(茅ヶ崎近辺)

遠くの海にゴール近辺の江の島が小さく見えるので頑張ろうと思ったりします。
前や後ろからジョガーや自転車が通り過ぎるので、周りをよく見て歩く必要があります。

海岸線(江の島近辺)

江の島が以前より大きく見えるのですが、まだ先は長い。
私の場合、この頃に足の痛みが強くなってきたので、ゴールが見えていても歩くのがつらかったです。
観光客がたくさんいて、ちょっと歩きづらい場面もありました。

既に16:30程で夕暮れ時になっており、夕暮れがきれいでした。

ゴール(第1チェックポイント)

ビギナー部門のゴール(第1チェックポイント)である湘南海岸公園のクラゲ広場に到着です。

ドリンクや食べ物をもらいつつ預けた手荷物を受け取り、芝生に座って休憩しました。
もらったドリンクとおにぎりがおいしかったです。

休憩を終え、立ち上がろうとしたら足が痛くて歩けない…エキスパート・チャレンジ部門の人はすごいなぁと思いました。
スタートが9:15、ゴールが17:00程なので、約8時間歩き続けました。ビギナー部門の制限時間が8.5時間なので残り30分の計算になります。ですが、このチェックポイントの関門時間が18:15なので残り制限時間は約1時間強あります。どうやら、一番最後のブロックがスタートした時刻を基準にしているので、最初の方のブロックの人は8.5時間以上の余裕があるようです。

こんなに歩いた経験もないし、こんなに足が痛くなった経験もない。

ゴール後

足のダメージが少なければ(私の場合は無理して)、江の島まで歩いて温泉に入れます。
日帰り温泉プラン(「立ち寄り天然温泉」)で、帰りは最寄りの駅(片瀬江ノ島駅、湘南江の島駅、江ノ島駅)まで送迎してもらえました。
足が痛くて帰るのが面倒だったので、そのまま宿泊して翌日に江の島を散策、という贅沢プランでも良かったかもしれません。

【公式】江の島ホテル/江の島アイランドスパ | 江の島で唯一のリゾートホテル

【天然温泉&スパ】湘南の海や雄大な富士山など、最高のロケーションを見渡しながら、心身共に癒され、至福のリゾートライフを感…

江の島の通り(弁財天仲見世通り)にある商店街で、おやつや御飯が食べることもできます。
海鮮やしらす丼、たこせんべいを食べたかったなぁ。