WindowsにApacheを構築

アプリケーション開発環境として主にWindowsを使っています。
開発時の検証で使用するミドルウェアがApacheを使用することが多いので、ここでは開発環境であるWindowsにApacheを構築する方法を説明します。

前提

  • Windows10(64ビット)環境を前提とします。
  • ApacheのWindows版としていくつか候補がありますが、ここではApache Loungeのものを使用します。
  • 配置先は”C:\devenv\apache24″とします。検証でapacheを使用する他のミドルウェアを使用する場合、同様に”C:\devenv”配下に配置する想定です。

構築手順

Apacheのダウンロードと展開

  1. ダウンロード
    Apache公式サイトのダウンロードからApache Loungeを開き、zipファイルをダウンロードします。
    (ここでは、”httpd-2.4.37-win64-VC15.zip”とします。)
  2. 展開先フォルダの作成
    “C:\devenv”フォルダを作成します。
  3. 展開
    上記のzipファイルを任意のフォルダに解凍し、このフォルダに含まれている”Apache24″を”C:\devenv”直下に移動またはコピーします。

設定ファイルの更新

“C:\devenv\Apache24\conf\httpd.conf”を次のように編集します。
(後で何を変更したか把握できるよう、編集前にhttpd.conf.org等にコピーしておくことをお勧めします。)

12行目: Apacheのホームディレクトリを指定
25行目: ローカルホストからのアクセスのみ許可(ポート番号は8070)
35行名: 暫定のデフォルトのホスト名

サービスとして登録

スタートメニューを右クリックし、”Windows PowerShell(管理者)”を起動し、次のようにコマンドを実行する。

動作確認

ブラウザで”http://localhost:8070″を開く。
“It works!”と表示されることを確認する。

参考: サービスの解除

「サービスとして登録」と同様に”PowerShell(管理者)”を起動し、次のコマンドを実行する。